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日本の大学の競争力(3):「コピペ」問題を考える

 「うーむ」
 「なんなんだ、コレは」
 「・・・・」
 「はあ?」
 
 最近、読売新聞のウエブにある「コピペ全盛、先生は試される」という
コラム(研究員の目)を読んだときの、わたしの反応がこれらである。
そのコラムは次のウエブアドレスにある。
http://www.yomiuri.co.jp/column/kenkyu/20100324-OYT8T00319.htm

 コピペをすれば北米の大学では剽窃で、即、ゼロ点。教授が「どうして処理すればいいのか・・・」なーんて悩むことなし。この読売の記事によればニッポンでは「(犯罪を犯した生徒をどう処分するのか)先生が試される」らしい。この記事、大学に焦点をあてているわけではないが、「コピペ全盛」と銘うっているので大学も含まれよう。

 コピベ=剽窃はカンニングと同じ。ゼロ点はあたりまえですゼ、というのが北米の常識。ちなみにわたしが勤務している大学では、学生の成績表に2年間残る。そうなんです、「この科目は当該学生がズルしたんで落第点」とズバリ残る。学生が繰り返しこんなことをすれば、退学処分。センセーは何も「試される」こと無し。大学レベルーーというか大学業界レベルーーでルールがスッキリ、クッキリ決まっている。

 それと、その記事にはコピペ発見ソフトがニッポンで開発されたとある。これはたいへん結構なこと。北米では Turnitin (Turn it inを短縮した名前)という同等のものがある。大学がこの会社と契約している。学生は、Turnitin.com に自分の論文をアップロードして、「コピペ率」が担当教官に知らされるというのが基本的な仕組み。

 大学生によるコピペはどこの国でも起こりうる。特に文系。それに対して体系的・制度的な指導措置・対応措置がなければ野放図となってしまい、そうなれば当然、「知の組織」としての大学の質は低下してしまう。となれば、教育組織としての競争力も落ちてしまう。

 ということで、「先生が試される」というような状況はニッポンの大学では蔓延していないように・・・と思いつつ記事を読了した次第。
 

 
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テーマ : 教師のお仕事
ジャンル : 学校・教育

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Author:プロフェッサーX
性格は理系クンに限りなく近い文系学者。仕事の合間をぬって魚釣りにいそしみ、カナダの大自然をエンジョイしている。

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