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採点の季節

 採点の期間がやっと終わった。正直いって、この作業は楽しくない。(学術論文の審査ーー査読というーーのほうが楽しいと思う。)

 この前、日本からの客員教授が「私は400人の学生のテストを一人で採点します」とおっしゃっていたのには驚いた。それも論述式のテストとか。ワタクシには到底無理。400人分も無理。100人でも無理。

 北米の大学では論文(ターム・ペーパー)が必須のクラスが多いので、当然、教員もそれを採点しなければならない。論旨展開はもとより、資料や書式といった点に対しても注意を払わなければならない。問題の設定はどうか、議論が理路整然とされているかどうか、資料の使い方がどうかとか、チェックするわけである。もちろん、文法も。

 これ、シンドイ。手間がかかる。妻いわく「学生の論文を採点するのは、面白くないTV番組よりも、苦しい」。

そのココロは。 「TVだとスイッチ・オフできるが、論文採点からは逃げることが出来ない。」

 なるほどと思う。あっばれ、我妻よ(彼女も大学院生時代、学部生の採点をした経験あり)。

 論文での反則は剽窃(日本でいうところのコピペ)で、テストにおけるカンニング同様、これは厳禁である。ばれれば、即、ゼロ点。

 最近は turnitin.com というサイトが便利。学生が論文をアップロードすれば、何パーセントの確率で剽窃したか、数字が出て来るというもの。ワタクシの科目も、これを義務化している。これができる前は、探偵のごとく「あれ、この論文おかしいぞ。どこから書き写してきたのか」と図書館などをチェックしなければならなかった。

 インターネットでコピペの可能性が増えたかもしれないが、その反面、turnitin.com のようなサービスもインターネット時代の賜物。そのせいか、剽窃する学生は(ワタクシの範囲では)最近は出てきていない。

 ここまで読まれた方、「あれ、4月末で講義が終わりで試験なの?少々はやいんじゃ・・・・」と思われているかもしれない。アメリカでは5月まで講義があるが、カナダでは4月まで。少々短いのである。

 採点がおわったので、ちょと息抜きしたい。
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テーマ : ★大学生活★
ジャンル : 学校・教育

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Author:プロフェッサーX
性格は理系クンに限りなく近い文系学者。仕事の合間をぬって魚釣りにいそしみ、カナダの大自然をエンジョイしている。

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