スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カナダの冬あれこれ

 やっと試験や論文の採点が終わりました。これで来年1月まで一服できます。

 昨日、12月22日は冬至でした。昼の時間が一年でもっとも短い日。当地での日の出は朝の8時、日の入りは午後4時15分。(当地の緯度は樺太の真中あたり。)2年前の冬は例外的なドカ雪でしたが、昨年に続き今年も雪なし状態(太平洋側なんで)。地中海型気候なので、冬は雨が多いです。雪ではなくて雨。しかし、これは温暖海岸地域であるこのあたりだけで、2時間ぐらい車で内陸にいけば「いかにもカナダ」的な雪と氷の世界となります。

 ロッキー山脈を越えた向こう側(つまり内陸部)にあるアルバータ州はもっとすさまじい。昔の満州みたいな気候ですね(つまり、夏は暑くて冬は寒いという大陸型気候)。アルバータ州では、気温がマイナス40度まで下がったら、小学校が閉校になります。ということはマイナス30度でも小学校で授業があるわけ。こんな気候は北海道でもなかなか日本では体験できないでしょ。まあ、経験しないほうが無難ですが。

 カナダの首都であるオタワ(ここも大陸型気候)にあるカールトン大学では、地上があまりにも寒くなるので複数の校舎が地下道で互いにつながっております。それを使えば、寒気にあたらなくても校舎から校舎へ移動ができる・・・・というわけ。

 ジョークではありません。これホントの話。

 で、オタワでは市内に運河が走っております。その運河、凍ったら青空スケート場として市民に開放されますが、その時の氷の厚さは1メートル。そう1メートル。トラックを氷の上に実際に走らせて、OKならスケート開始となります。

 これまたジョークではありません。まあ、それだけ寒い。「世界で一番寒い首都」としてモスクワと良い勝負しています。

 もちろんカナダ北部にいけば、もっとすごい。なにしろ北極圏ですから。この前、テレビ番組でカナダ陸軍の冬季北極圏訓練を紹介していました。いかにマイナス50度の世界でサバイバルするかというもの・・・。

 北極圏は北緯66度から北。稚内が北緯45度。ちなみにアメリカとカナダとの間の一直線の国境線(5大湖から太平洋まで伸びているもの)が北緯49度線です。(5大湖から東にいけばカナダの最南端部は北緯42度ぐらいまで下がっていますが、それは札幌(43度)とほぼおなじ緯度。)

 ということで、当地はカナダでは例外的に温暖。超がつくぐらい温暖。アメリカにあるシアトルも同様。実はこれも日本からくる黒潮のおかげ。ほれ、中学校で習ったでしょ、イギリスの気候が温暖なのはアメリカ側から流れてくるメキシコ湾流のおかげというやつ。それが大西洋版なら、黒潮は太平洋版。

 もうすこしすればクリスマスですが、この様子ではホワイトクリスマスはなさそうです。これまたカナダでは例外ですね。
  
スポンサーサイト

テーマ : カナダ
ジャンル : 海外情報

コメント

非公開コメント

プロフィール

プロフェッサーX

Author:プロフェッサーX
性格は理系クンに限りなく近い文系学者。仕事の合間をぬって魚釣りにいそしみ、カナダの大自然をエンジョイしている。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。