スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

北米の文系大学教員就職事情(10完)

 いやー、このテーマ、つい興に乗って筆が進んでしまった。今回が最後。

 いろいろ書いてきたが、そういった「就職バトル」に勝ち残り、北米で仕事を取っている非英語圏からの外国人も少なくない。もちろん理系分野に比べれば少ないが、文系分野でもそういった人たちは目につく。たいてい、そういう人たちは精神的にタフな人たちである。外国の地でもやり抜いていく気概がある。「あっけらかん、ガハハ」タイプも多い。

 もちろん、PhDを取得した後に、様々な事情で本国に帰る人たちもいる。それはそれで結構。本国で仕事が取れればいうことない。

 つまるところ、PhDを取って、オマンマが食べられれば良い。場所はどこでも良いのである。そうでしょ?

 逆にいえば、PhDを取っても仕事なし、というのが絶対に避けたいシナリオ。(もちろん、PhD取得まで到達しないと話にならないが。昔の日本では、「北米でPhD取らなくてもよいから、とりあえず海外武者修行に行け、帰ってきたらワシが職を用意しておくから」というすごい親方連中がいた。ウラヤマシイ。そういった状況は、最近では数少ないと思われる。)

 ということで、「オマンマ食べられてナンボやで、がんばっておくれやす」という意味の英語を身近な院生に言っている。普通の業界では、資格が取れれば大抵はそのアト、仕事が待っている。しかし、大学教員の場合は違う。PhDを死にもの狂いで取っても、それだけでは仕事に就けない。ヒミツの就職条件があって、PhD取っただけではその条件を満たせないのである。たいへん殺生な業界としかいいようがないが、ソコントコ、分かっていないと憂き目にあう。

 そこのアナタ、「キョージュというのは、ボーっとしていても、『お勉強』さえしていればなれる!」と思っていたかもしれない。トンデモナイ。それなりに戦略観をもっていないと、就職できないのがおわかりになったと思う。
スポンサーサイト

テーマ : 教師のお仕事
ジャンル : 学校・教育

コメント

非公開コメント

プロフィール

プロフェッサーX

Author:プロフェッサーX
性格は理系クンに限りなく近い文系学者。仕事の合間をぬって魚釣りにいそしみ、カナダの大自然をエンジョイしている。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。