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「最近の小ネタ」集、つまり雑感

 関西では「探偵!ナイトスクープ」という番組がある。わたしも、コレ、大好き。カナダでも見ている。その番組の中で「小ネタ集」というコーナーがあって、そこでは小話級のクリップが数本まとめて放映される。

 ということで、最近、大学現場で遭遇した小ネタを少しばかり。わたくしの「小ネタ集」。

(1)「就職競争率、260倍」。最近、うちの大学にある、別の社会科学系の学部の同僚と話した。新規教員の採用審査中とか。一つの採用口に応募者数はなんと260以上。なんとか20人にまで絞ったとノタマッテいた。次のステップはショートリスト作成(3人の最終選考組)。

(2)「問題を読めない・読まない君」。試験採点終了。「あーあ、あれだけ言ったのに・・・・」という答案、少なからずあり。つまり問題をしっかり読んでいない答案。書いてある内容が設問の答えになっていない答案。これは論文形式の試験の話。英語の世界でよくある試験問題は「Compare and contrast X and Y」というもの。比較対照して似たようなところと異なるところを明確にせよ、という意味。となると、Xはこれこれ、Yはこれこれとだけ述べてもダメ。それだけでは完結していない。比較対照していないのだから。講義の最中に注意するんだけれども、試験となるとキンチョーするのか、こういうチュート・ハンパな答案がある。

 試験というのは実は2つの部分がある。実質的な内容(上の例でいえばXとYに関する知識)を理解しているかどうか試されるという部分がその一つ。もう一つは、暗黙のもので、「問題を読んで、それを理解し、適切に反応できるかどうか」を試すというもの。後者は当たり前といえば当たり前。しかし、チョンボする学生はいるのです。

 「問題はしっかり読みましょう」と言うと、「はあ?そんなんあたりまえでしょ?」という顔をする学生がいる。そのとおり。こちらも、そういうヤボなことは言いたくない。しかし、その当たり前ができない学生がいるのだから、こちらも仕事上、言わざるをえないのである。

(3)「大学院にホンワカあこがれ君」。計画性なしで、準備もなし。申し込めば入れると単純に思っている学生と何人か会いました。「ち・が・うってばー」と思って、入学審査の実情を話しました。連中、目がテンとなって「これは仕切り直しが必要」と理解した様子。めでたし、めでたし。がんばって、おくれやす。

(4)「開眼した日本からの交換留学生」。日本の某大学からの交換留学生(文系、典型的な輸入学問の分野。ただし経済学ではない)。こちらにきて開眼したとか。「自分の分野の学問的全体像というか、体系がはじめてわかりました。」とのこと。その日本の大学では、概論の講義でも、担当教員は自分のセマーい専攻分野を説明するだけで事足りるとしていたらしい。それでは、その学問の全体像を解説したことにはならないのだが、この手の話は留学生からタビタビ耳にする。まあ、構造的なものがあるのでしょうなー、複雑な。わたくしの学生時代からそうでしたから。
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Author:プロフェッサーX
性格は理系クンに限りなく近い文系学者。仕事の合間をぬって魚釣りにいそしみ、カナダの大自然をエンジョイしている。

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