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教授になる方法:博士号を取得(4完)

*「博士プログラムに入ってから」の最終回です。

◆個人的回顧

 「センセー、センセーもその三重苦、なんとか克服しやはったんですねぇ」と関西系ギャル。
 「(遠くをみる目で)いやー、いろいろあったなー・・・・」
 「そんなエエかげんなこと言わんと・・・・しっかり教えてください!」
 「ガハハ・・・と笑いたいところだけど、本当のところ『トホホ』というのが長かった。わたしの場合、修士プログラムで三重苦の洗礼を受けました。修士プログラムといっても授業は博士プログラムの人たちと一緒だったので、はじめは連中の言っていることはチンプンカンプンでしたね。わたしの英語もムチャクチャ。」
 「毎日、どれぐらい勉強されていたんですかぁ?」
 「当時は食事つきの寮に入っていて、毎日『寮、教室、図書館』の三角形を行ったりきたりする生活でした。毎日を終えるのはいつでも図書館で、閉館になる午前一二時まで図書館で勉強していました。ベッドにいくのは深夜。だから一日中勉強づけという感じ。読むのも、書くのも何をするにも時間かかりましたからね。」
 「えっー、ウソー、毎日夜中の零時まで・・・・」
 「まあ、まわりが全てそんな状況だから、別に異常とは思いませんでしたね。」
 「で、修士号のあとも、勉強づけですか。」
 「アメリカの博士プログラムに移ったときには、授業に関しては少しは要領がわかってきてました。少しはね。それでも修士プログラムにはないコンプリヘンシブ・イグザムなどがあったんで、気は抜けませんでした。なにしろ莫大な量の読書量を要求されましたからね。それに博士論文は時間がかかりました。なにしろ、トロイんです、わたしは。」
 「息抜きはどうしやはったんですか?」
 「まあ同級生たちとビール飲んだりしてました。ガハハハ・・・・」
 「・・・・」(まあ、ビールやて、それでお腹が出ていやはんねやわ、やっとわかったわーーと心で思うが口には出さない関西系ギャル)
 「それにドンちゃん騒ぎ、よくやりましたね、週末は。いゃー、あれは楽しかったなー。ルームメイト(日本人)が一緒に住んでいたアパートを日本の居酒屋にみたてて、皆でさわぐわけ。壁に『おしながき』貼ったりしてね。そのルームメイト、居酒屋のオヤジになったつもりで料理を張り切ってするんですーーそれもキッチン、むちゃくちゃに汚して。コンロのあたりなんか、油でコテコテになってね・・・」
 「(唖然とした様子で)それで息抜きですか・・・・。で、その『居酒屋のオヤジ』さん、今はどんなお仕事についておられるんですか。」
 「日本で大学教授。」
 「・・・・」(心の中ではヤッパリ、と思うものの口には出さず、すました顔で関西系ギャルが続ける)
 「ゴホン、えっーと。で、博士論文は何年ぐらいかかりやはったんですか。」
 「五年くらい。」
 「えっ、五年ですか。大学学部の五年より長い・・・・。」
 「計画書書き上げるのに時間がかかって、出だしでコケた。それもスッテンテンに。そのうえ日本での資料調査が一年ほどかかりましたからね。で、書き上げるのに三年。やはり、長くかかったほうではないでしょうか。だから『トホホ』です。遅筆なんです。これは今でもそう。それと博士論文を書き上げながら非常勤講師として教え始めました。これも遅れる要因になったかな。しかし、先立つものは・・・ということで食い扶持を稼がないどうしようもなかったのでね。fだから非常勤講師。」
 「しかし、ほんま、センセー、『プッツン』とか神経衰弱とか、ゼーンゼンならはらへんかったんですねぇ・・・・神経ズブトイんとちゃいますかぁ、センセー?それともビールのおかげ?それともやっぱり、ドンチャン騒ぎのおかげですかぁ?」
 「いやー、やっぱり、運。運ですよ。いや運命かな、女神がニコリと微笑んでくれたのかナ・・・・エヘエヘエヘ・・・・(ニヤケてひとりごちはじめる)。」
 「いやーやわー、気色わるー。センセー、失礼しまーす。」      

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Author:プロフェッサーX
性格は理系クンに限りなく近い文系学者。仕事の合間をぬって魚釣りにいそしみ、カナダの大自然をエンジョイしている。

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