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心はヤッパ、日本人

 「センセーは、外国にどっぷりの生活で、バタ臭いじゃないんですか」と時々聞かれる。

 振り返ってみれば人生の半分以上を外国で過ごしてきたが、それでもアイデンティティーは日本人。それも関西人(オットリ型です)。三つ子のタマシイ100まで、ということであろう。

 ということで英語の詩を口ずさむ、とかはヤラナイ(といっても、英語の格言には惹かれる)。ワタクシ、もっぱら和風。頭に出てくるのは例えば次の百人一首の歌。

   天の原 ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に 出でし月かも

 これ、唐の時代の中国に日本から留学してそのまま残ってしまった阿倍仲麻呂が詠ったもの。ワタクシの母の実家は奈良県なので、この歌にめぐりあうたびに「ああ、あの三笠山のことか」ぐらいにしか子供の頃は思っていなかった(その隣の若草山にはよく遊びにいった)。

 しかし、人生、わからない。将来の自分が仲麻呂サンと似たような状況になるとは、夢にも思わなかった。太平洋を越えた当地にて月を見るにつけ、この歌が口にでてくる今このごろ。

 次の四字熟語、ご存知か。 

                   異域之鬼

 「いいきのき」と呼ぶ。なんのことかと思いきや、これ「外国で死ぬこと」の意。「あーあ、自分もこうなるのか」と思ってこの四字熟語、思わず見つめてしまった。

 『論語』も好きである。次のなんか、心にズバリくる。

                 五〇にして天命を知る

50歳になって自分の人生の運命・宿命が分かる、という意味。自問してみる。自分の運命や宿命、公私生活において何ぞやと。(同年代のみなさん、おわかりでしょ、この気持ち。)

 この前、娘に説教しているときに気が付いた。自分が言っている内容は新渡戸稲造が書いた『武士道』のことだと。

 とまあ、こういった具合。

 ところが、実はこのワタクシ、日本で通った中学校・高校・大学、すべてキリスト教主義の学校であった。聖書のこともよく習った。それに修士課程を過ごしたカナダの大学で入った寮は神学校のものであった。

 まったくもって、チャンポンを地でいくワタクシ。これぞまさに日本人なんでしょうか。

  

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テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

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性格は理系クンに限りなく近い文系学者。仕事の合間をぬって魚釣りにいそしみ、カナダの大自然をエンジョイしている。

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