スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大学教員むけのクラス

というのが、うちの大学ではある。キョージュ先生方むけの、トレーニング用のクラス。そういうコースを企画・提供する特別部門があるのである、うちの大学では。

 まずは教育力強化のためのクラス。「大教室ではどのようにしたら効果的な講義ができるか」「適切な発声法」「院生指導の効果的方法」等々、テーマは尽きない。また院生が務める教育助手(teaching assistants)むけ、とりわけ英語を母国語としない外国人学生の教育助手むけのクラスもあって、院生に重宝されている。

 教育現場には関係ない別のタイプのクラスもある。例えば、「メディアとのインタビューのやり方」に関するもの。(「メディアの人間の面前では、オフレコ発言というのはありえないと思え」という教訓など頭に叩き込まされる。)もちろん、研究に関するものもある(例えば「強力な研究資金申請書の作成方法」など)。

 たいていは一回ぽっきりのクラスであるが、こういう類のものは一般的には professional development courses と呼ばれて、かなりの頻度で学年中開催されている。(一部有料ーーとくに外部から講師を招いた場合。)教員にとって履修は必須ではないが、これらのクラスは「ちょっと、やってみようかな」というときは便利このうえない。

 以上とりあげてきた教員むけコース各種とは別に、教員組合が主催するものもある(職員は別の組合)。例えば、「テニュア審査の受け方・準備の仕方」に関するものなど。こういったテーマのものは新人教員にとっては大変ありがたい。また、各学部にメンター制度というものがある。メンター(mentor)というのは、いわば先輩の意味。新人教員がこれから大学ギョーカイで生きていくのに、こういった先輩がいろいろ指導してくれるというわけ。例えば、「publish or perish」という状況のなかで、いかにしてテニュア獲得作戦を立てていくかなど、経験者しか提供できないありがたい英知を知ることができる。

 長い「大学教員ライフ」で難破することがないように、こういった形で航行術を習うことができるのである。

 
スポンサーサイト

テーマ : ★大学生活★
ジャンル : 学校・教育

コメント

非公開コメント

No title

日本では聞いたことの無いシステムですね。そちらの国ではどの大学でも行っているのでしょうか。

思想的背景等、体系的に書かれている本やレポートをご存知でしたら教えていただけないでしょうか。
プロフィール

プロフェッサーX

Author:プロフェッサーX
性格は理系クンに限りなく近い文系学者。仕事の合間をぬって魚釣りにいそしみ、カナダの大自然をエンジョイしている。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。