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「半ジャパ」として帰国するたび思うこと

 少々古いかもしれないが、「全ジャパ」「半ジャパ」「ノン・ジャパ」という言葉をご存じか。

 「ジャパ」というのは、ジャパニーズのことで、全ジャパは「全部ジャパニーズ」のこと。その真逆が「ノン・ジャパ」。そして両者の中間が「半ジャパ」となる。これ、国籍・民族・人種に関係なく、日本の文化・習慣を理解し行動できるかというのが基準となっている。日系人でも、この基準を全く満たさなくて、まさにガイジン的行動を日本国内でとるならばその人はノン・ジャパとなる。

 ワタクシの場合、まあ、半ジャパであろうか。日本文化・北米文化の間を自動的に切り替えできるので、半分ずつというよりは両方、というのがより正確なのであるが、まあそういうことにしておこう。

 半ジャパとして日本に帰国する際に「困ったナ」と思うこと、二点ある。

 まずは完全禁煙でないレストランが日本に多いこと。カナダはバーを含んで完全に禁煙である。それに慣れた体にとってはタバコのにおいがするレストランは辛い。読者のみなさんも受動喫煙の問題をご存じであろう。タバコという毒を吸って健康を害するのは喫煙者の自由であるが、他人を巻き添えにするのはゴメンこうむりたい。また、わざわざ健康を害するためにレストランで金を支払うというのも実に馬鹿馬鹿しい。日本の喫煙率はたったの20%なのに、残り80%の人間が不便をこうむっているのである。これ、東京オリンピックまでに改善の必要、多いにあり。この点、新幹線はエライと思う。最近の日本のホテル事情も、この点では合格。

 東京オリンピックで外国人が多数来日することもあり、日本政府は手軽に訪日者がWiFiできるよう整備するという報道があった。これが第二点。つまり、フリーのWiFiが充実していないことである。コレ、「技術大国」らしからぬ実情と言わざるをえない。訪日観光客用の以下のサイトでも、皆悩んでいるのが分かる。

http://www.deepjapan.org/

http://en.japantravel.com/

http://www.japan-guide.com/

 ワタクシの場合、日本語ができるので複雑な交通システム(例えば切符やICカードの買い方)に十分対応できるが、日本語ができない訪日者は困ることが多い。ワタクシも機会があれば駅で助けの手を伸ばすことがある。また、日本のクレジットカード事情(ATMで日本円をおろすことも含めて)も日本語ができない人にとってはゆゆしい問題であることは、観光庁の外国人訪問者アンケートなどを見ていれば分かる。こういったハード面でのインフラの問題は半ジャパである人間にとっては問題にならないが、外国からの観光客を増やすには改善も求められよう。(ソフトの面でのインフラ事情ーーつまり外国語ができる日本人が未だに少ないこと、特に地方でーーはここでは取り上げないことにする。)

 町で清掃が行き届いていること、タクシーやバスの内部が快適なこと、温泉があること、医療設備が充実していることなど、半ジャパにとって日本の良いところは数えきれない。そもそも日本は祖国である。文句はあまり言いたくない。けれども、タバコとWiFiの問題、なんとかしてほしい。こう思っているのはワタクシだけではあるまい。
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コメント

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No title

地方の人はホント英語出来ないです、というか英語出来る人は東京行くのかもしれないです。
でも地方の良さは世界的にも価値があると思うので、ニッチな需要ならあるのかもしれません。
私は地方の小さな町に住んでいるのですが、最近、田舎道を欧米人とおぼしき人たちが自転車ツアーしているのを見かけました。
温泉、食事、ツーリングをセットしている業者がいるのかもしれませんが、良いアイディアですね。
プロフィール

プロフェッサーX

Author:プロフェッサーX
性格は理系クンに限りなく近い文系学者。仕事の合間をぬって魚釣りにいそしみ、カナダの大自然をエンジョイしている。

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