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息抜き(3):和製の意味不明英語

 カナダでも新学期が始まり、バタバタしております。
 で、またまた英語関連の話。
 今回は、日本で見かける「和製の意味不明英語」について。

その一。
 シナモンロール型のふわふわ的キャラクターが書いてあるTシャツに英語で文章が書いてある。よーく読めば、その英語の文章、ぜんぜん意味をなさない。
 まあ、飾りで英文が書いてあるんでしょうなー。
 それとよく似たことは北米でもある。漢字が書いてあるTシャツ。
 着ている本人はオシャレのつもりでしかなく、漢字の意味がマッタクわかっていない。「命」とか「忍者」とか書いてある。(ちなみに、台湾製の加工食品のパッケージに日本語で「これはおいしい」とか書いてあることが最近目につく。やはり同様の「飾り」あるいは「イメージアップ作戦」の一つと思われる。ときどき、間違った日本語も目につくが・・・まあ、そこは愛嬌として受け流しておこう。)

その二。
 随分前に帰省したとき、ふと寄った町の洋食レストランの駐車場に
“Would you like a knuckle sandwich?” と大きく書いてあった。このレストラン、「ここでサンドイッチめしあがれ」という意味で書いたのであろうか?
 このknuckle sandwich、実はゲンコツのことを意味するーーそう、ゲ・ン・コ・ツ。
 この英文、「ゲンコツ一発、くわらせてやろうか」というけんか腰の言葉なのだ。うーん、わざわざそんな危険な目にあうために、レストランよって行きたくないですよねー、普通は。
 で、数年後、同じ場所を通ったら、キッチリ、そのレストラン、閉店していた――さもありなん。

その三。
 これらは英語が装飾品と使われる場合だが、日本語の一部になってしまっている英語もある。いわゆる外来語。適切な日本語が無いので、英単語がそのままカタカナで使われている――例えばストレス。まあ、これは問題なし。
 どころがである。
 日本語に相当する単語がありながらも英単語で代用されている場合――それも英語本来の意味が変化した外来語となって使われている場合ーーこれは話がヤヤコシークなる。
 例えば昔でいえば「大げさな」を意味する「オーバー」。
 漫才で一人が相方に「君はオーバーなやつやなー」とツッコムのは常套手段。たぶん、overreaction とかにみられる over から由来するのであろう。
 本来「大げさな」に対応するのは exaggerated である。だから、「君はオーバーなやつやなー」というつもりで英語人に「You are over」とか言ってしまうと、相手はチンプンカンプンとなる。
 いや、相手は怒りだすかもしれない。
 というのもその発言、語感としては「君は終わりだね」とか「あんたご臨終」といったように聞こえてしまうからだ――The game is over (ゲーム終了)というような形でしか普通は「 be動詞+ over」 が使われない。「君はオーバーなやつやなー」は正しくは  You are overreacting (君は反応過剰している)あるいは You are exaggerating (君は誇張して言っている)という英語になる。
 「オーバー」は昔からあるが、新手はあるか?
 「アバウト(about)」がある。「彼はアバウトなやつだ」といった形でつかわれる、アレ。 「彼は大まかに物事をすすめる(細かくつめない)」といったような意味。
 日本を出て25年になるわたしにとっては未だにしっくりこない言葉である。これも over の場合と同様、注意する必要がある。「彼は鷹揚だ」というつもりで He is about といっても、「?」という反応が待っているだけである。
around と同義語でも使われるこの言葉、He is about (around) といえば「彼はこの近くにいる」といったような意味になるので。ぜーんぜん、意味が異なるんです。
 英語の本来の意味が変わらず、日本語のなかでズバリ使われるものも出てきた。
 最近の「ゲット」(get)である。コレ、「手に入れる」という意味。「人気CDをゲットした」とか若者が言う――わたしの甥(小学生、東京在住)が使っていた。
 過去のことであるから、「人気CDをガット(gotで getの過去形)」となるのか、と思いきや日本語としてはうまくいかないのであろうか。そうとはならず「人気CDをゲットした」と表現する。(「こんなおかしい話あるか、責任者でてこーい」と故人生幸朗氏(ボヤキで有名だった漫才師)ならいうところであろう。)
 このget という動詞 、オヤジ世代のわたしには馴染みがない言葉なので使う気にはならない――といいながらピックアップ(pick up)とかテイクアウト(take out)といったようなカタカナ言葉を日本でつい口走ってしまう私なのであるが。えっ、その時「?」という反応が返ってきたらどうするか、ですって?それは簡単。「ガハハハ・・・なーんちゃって」とごまかすことにしている。そしてアトズサリして、サッーとその場から逃げるのである。(コレ、実話。一時帰国したときに訪れた温泉で起こりました。)




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テーマ : 英語・英会話学習
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性格は理系クンに限りなく近い文系学者。仕事の合間をぬって魚釣りにいそしみ、カナダの大自然をエンジョイしている。

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