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学生からよくうける相談:GPA上げるか卒業するか

 北米の大学では6月が卒業の時期。ということは4月あるいは5月で終わる学期が最終学期。それを終えて無事に卒業、という時期。「もうこんな生活はイヤ。次いこ、つぎ!」と多くの学生が思う時期。

 この時期に突入する前に、ときどき相談をうけます。

「GPA,もう少し高くしたいんで、今回は卒業を見逃してもう少し科目を履修したいんですが・・・」というもの。

 つまり、あと1・2学期延長して、がんばって勉強して、GPAを上げて、できれば大学院にいけるようになりたい・・・という意味。

 私の答え → 実際に算数してみなさい。

 つまり、仮に3・4科目、よけいに履修したとする。しかも、それら全てにAをもらえたとする。(GPAが十分高くないから卒業延長するというんだから、この前提はかなり無理があるであろう。が、まあ、とりあえずそうしておく)。こういった前提でもって将来のGPAを計算してみるのである。

 で、どうなるか。

 たいていは、今のGPAとそんなにかわらない。これまで30-40科目履修してきている。そのうえにたかだか少数の科目を加えたとしても、総合GPA(CGPA)はそんなに変わらないのが普通。

 で、コストも計算すべし。卒業延長する際にかかる費用である。いうまでもなく授業料などが含まれる。

 卒業延長で得られる予想効用(つまりGPAが上昇する可能性と上昇したとして得られる効果の総合値)とコストを比較して、前者が大きかったら、やって見るかちがある。しかし、たいていの場合、上で述べたみたいに3つ、4つ科目を余分にとったとしてもそれだけの見返りがあるかどうか・・・となる。となれば、「やっても、まあ、無駄」という結論にたどり着く。

 こういう学生、これまでのGPAがBかB+レベル、という人の間で目に付く。「なんとか、A-まで上げられないか」とアセルのであろう。

 その気持ち、わからないでもない。しかし、上でのべたような「算数」を やって冷静な判断が望まれる。「あれ、思っていたことと結果が違う・・・  なんのためにやったのか!? トホホホ・・・・」という状況は是非とも避けたい。

 ねっ、そうでしょ。「やったー、やったー、ヤッターマン!」と叫びたい・・・でしょ? (そういうアニメありませんでしたっけ?キャシャーンまではわかるんですけど。)
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テーマ : 教師のお仕事
ジャンル : 学校・教育

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性格は理系クンに限りなく近い文系学者。仕事の合間をぬって魚釣りにいそしみ、カナダの大自然をエンジョイしている。

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